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さっぽろ中島公園の池は「あやめ池」か「しょうぶ池」か?
「しょうぶ」と「あやめ」漢字で書けばどちらも「菖蒲」です。
「あやめ」の由来は、「花びらに網目模様があることから、
文目(あやめ)と呼ばれたといわれてる。
一方、「しょうぶ」は、飛鳥・奈良時代に「あやめぐさ」
と呼ばれていた歴史があります。
「しょうぶ」を「あやめぐさ」と呼ぶ理由は諸説があるが、
「しょうぶ」を使って邪気払いの儀式をしていた女性を
「あやめ」と呼んでいたといわれています。
(1)あやめ / 菖蒲、文目、綾目[アヤメ科]
・花びらの根元に網目模様がある
・葉脈は目立たず、細長い
・畑や草原など乾燥した場所に群生
・5月上旬に花が咲く
(2)しょうぶ / 菖蒲[ショウブ科]
・葉につやがあり、香りが強い
・葉の基部は淡い紅色を帯びている
・池沼やため池など水辺に群生
・花は淡い黄緑色の楕円形
・5月〜7月に花が咲く
[結論]菖蒲池(しょうぶいけ)です。
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